2012年04月14日

ミュージカル「薄桜鬼」2幕通し稽古

今日は、現在手がけているミュージカル「薄桜鬼」の2幕通し稽古を見に行ってきた。これはやっぱり凄い!日本発のミュージカルとして海外進出の可能性を秘めた作品ではないだろうか。

SAMURAI, KATANA,KIMONO, 日本を象徴するアイテム、そして精神性が、
ミュージカルというジャンルでまったく違和感無く展開されている。
そして注目すべきは、殺陣の凄まじさ!この作品の素晴らしい所は、殺陣とDanceが共存して
いることだ。
演出家の毛利氏は絶妙なバランス感覚で、この一種のファンタジーとも言える世界を実現
している。

今回音楽は、一つのシーンを一曲で表現するようなかなり長い尺のナンバーが多いだけに
、キャスト達に要求される集中力は極限に近い。歌、ダンスに加えて強力な殺陣が同時に
展開されるわけだから普通のミュージカルの1.5倍のボリュームと言っても過言では
ない。でも、これからはこれがスタンダードになるのかもしれない。我々のDNAのみが
表現することが出来る要素をこの作品は実現しているのだから。

明日から、この長いナンバーのアレンジ、修正、そして18日から録音に入る。



posted by Sahashi at 22:59 | Diary