2012年10月05日
ドラマ「高校入試」
が始まります。本編については敢てコメントしませんが、音楽は新境地です。(笑)
なんと今回の劇伴ではオーケストラを使っていません。どころかストリングスも。
ピアノ、バイオリン、チェロが一人づづの「ピアノ三重奏」という編成で、重要な
1曲を録音しましたが、それ以外は全て我がJQ Studioでエンジニアの北見氏と
何日もかけて仕上げた作品です。
監督の星護さんと、思いっきり実験的な映像と音楽のコラボをしましたので
ご期待下さい!
又、現在、ミュージカル「星めぐりの歌」でも楽曲を何曲か書かせていただいて
いて、昨日こちらも作曲を終えました。こちらも、また次の機会にお知らせします。
まずはドラマ「高校入試」をお楽しみに。
2012年10月03日
実験刑事トトリ_録音終了
録音を終えてスタッフの皆さんと。
トランペットの西村さん達4管の演奏、そして高桑さんのアルト・フルートもGood!
これ以上書くとネタばれになるので、音楽的な解説は始まってからにするとして、
とっても良いレコーディングでした。指揮の`島先生、ミュージシャンの皆さんありがとうございました。
2012年09月20日
9月23日トークライブについて
サウンドトラックを語るトーク・ライブに出ます。9月23日です
詳細は下記に。
今週の月曜日に、腹巻き猫さん、早川さんと打ち合わせをしました。
楽しくなりそうです。お楽しみに!
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サウンドトラックの愉しみ〜
(2012/09/04 00:18)
映画、TVドラマ、アニメ、ミュージカル等の音楽で活躍する作曲家・佐橋俊彦のトークライブ。
大のサントラファンでもある佐橋さんに、自身の好きな映画・TV音楽の話から、自作の制作秘話まで、サウンドトラックの魅力を語っていただきます!
佐橋俊彦トークライブ
〜サウンドトラックの愉しみ〜
http://www.facebook.com/events/473239649366868/
■日時:2012年9月23日(日)
15:00 Open / 15:30 Start〜18:00 Close(予定)
■出演:佐橋俊彦、腹巻猫、早川優
■会場:アジアンタイペイ
http://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13126715/
東京都調布市布田2-28-7 サカイヤ第2ビル 1F
※京王線 調布駅東口から徒歩5分
※イベントに関するお問い合わせ、予約受付等はお店では対応できません。
主催者までお願いします。
■チャージ:¥3,000(フリードリンク、軽食がつきます)
フリードリンクは17:30までとなります。飲食ともにセルフサービスです。
※クーポンは使えません。
■定員:50名(予約申し込みが50名に達しましたら、以降はキャンセル待ちとなります)
2012年09月16日
シャンパン・プロデューサー
シャンパン!である。
一昨日9月14日は、現在担当させていただいているTVアニメ「聖闘士星矢オメガ」(TV朝日 日曜朝6時30分 On Air中)の音楽録音最終日。
担当プロデューサー、音楽スタッフたちが、ここ、我が家のプライベート・スタジオ 『Studio JQ』に集まり、トラックダウンの終了を待ち、全ての作業が終わった所で、その完成を祝い皆で乾杯するという素敵な時間を持った。
こんなことは、音楽業界ではあたりまえ!なんてことはなく、このサウンドトラックの世界では珍しい事だと思う。
しかし、この作品にとって、これは初めての事ではない。
そこで今日は、こんな素敵な習慣を始めてくれた、一人の若きプロデューサーを紹介したい。
彼である。彼こそ『シャンパン・プロデューサー』東映アニメーションの若林豪さんだ。
この作品を担当する前は、パリに4年間赴任されていたとのことで、さすがに彼の見る
未来はスケールが大きい。
彼と初めて会った音楽打ち合わせの時も、この作品では敢て曲数を減らして、作品としての
統一感を持った、クラシカルてスケールの大きな楽曲を依頼された。この劇伴業界において
、曲数を減らして発注するなど聴いた事がない。その時の彼の言葉が「パリ4区の女子学生
たちが放課後に演奏出来るような、親しみやすいメロディーを持った、クラシカルな楽曲を
お願いします」であった。「面白い!」し作曲家をやる気にさせる言葉である。
しかも、彼は、初めての総括プロデューサーで、音楽発注も初めてだというから楽しくなる。
そんな彼が、第一回目の音楽録音終了日にシャンパンを持ってやってきた。
「お疲れさま!乾杯しましょう。」『シャンパン・プロデューサー』の誕生である。
作曲家にも、音楽スタッフにとっても、音楽は仕事であるが、同時に夢でもある。
仕事が完成するという事は、夢が一つ叶うということだから、それを祝って皆で
祝杯を上げるということは当然のこととも思えるが、この日本においては、国民性的に
照れもあるのか、なかなか難しいようだ。ただ、つかの間のひと時でも、スタッフたちが
シャンパンを飲みながら、まったりと語り合うことは物作りの現場には絶対必要なことだと
思う。
そんな素敵な時間を『シャンパン・プロデューサー若林豪』は、僕たち音楽班にプレゼントしてくれた。本当にありがとう!プロデューサーにしか出来ない事、しかし他のプロデューサーには出来なかった事を粋にやってくれた
彼に「乾杯!」
2012年05月09日
薄桜鬼、千秋楽
2012年04月28日
ミュージカル薄桜鬼 初日
とっても新しく、もしかすると、この作品を演劇の枠で考える保守的な演劇ファンは戸惑うかも知れない。ただ、好き嫌いは別として、この新ジャンルとも言える「ミュージカル薄桜鬼」はとっても感覚的なエンターテイメント作品で、たとえ言語の違う海外に出しても(もちろん字幕は出したいが)衣装、殺陣師、ダンス、そして歌、音楽で、日本人のかっこよさ、この国の文化をアピール出来、楽しんでもらえると思う。この作品の上演を観て強く思うのは、海外作品をいくら上演しても、そのオリジナルを越える事は出来ないのだと思う。
勇気を持ってこの前人未到の作品を舞台化したプロデューサー、そして製作陣に大拍手!